平松 樹蘭

詩・歌・随筆

ハダカの王子様

「寒いね」とあなたが云う。私は「うん」と答えてあなたの方へ振り向いた。そこには、パンツ一枚で立っているあなたがいた。また、「寒いね」とあなたは云う。「そうだね」と私は答えた。二人の間を無邪気な天使が楽しそうに通り過ぎた。私はプッと吹き出した...
詩・歌・随筆

相違

私はあなたと違うのに私はヒトとも違うのにあなたはいつも、あなたの基準で私を責めて、あなたの基準でヒトと比べる私とあなたは違うのにヒトと私も違うのに
詩・歌・随筆

私は凪子を殺してしまった。だって、私の言う事を聞かなかったから。私は「ダメ」だって言ったのよ。だって、普通に考えてそれはダメだと思わない?私の言う事を聞かない凪子がいけなかったのよ。私のせいじゃない。私は悪くない。私は正しい。私は……。